声優を目指して、養成所に通っている生徒さん。
滑舌が悪いと指摘をされるとのことでお越しになりました。
声を出して頂くと、ものすごく大きい声!
でも、滑舌が良いかというと、指摘されている通り。
生徒さんも「言えていないと感じます・・・。」とのこと。
「声が良く通る」ということと「滑舌」は別問題なんです。
声に頼らないよう、滑舌を良くするために、早速トレーニング開始!
滑舌を良くするための発声練習を
ご自宅でもして頂きましたが、
レッスンにお越しになった際、
「次は○○○○~」とトレーニングをお伝えすると
一瞬!!止まって
「○○○○~」と。
「では、次は△△△~」とトレーニングをお伝えすると
一瞬!!止まって
「△△△~」と。
な、何何!!その止まるのは!!?
とココロで叫び。笑
生徒さんに聞きましたら、
「口の開き方で迷ってしまいました」とのこと。
「養成所で、曜日によって、口の開き方の指摘が変わるので、大変なんです」
月曜日は、「口はもっと開いて!!ビシバシ!!」
火曜日は「口はそんなに開かない!!ビシバシ!!」
月曜日の口の開け方を、うっかり火曜日にしたら
「そんなに開かない!!先週言ったでしょ!ビシバシ!」と言われます。
と、ジェスチャー付きで説明して下さいました。笑
ジェスチャー付き説明があまりに面白く、
生徒さんは、お笑いの方面に進んだらいいのに、
と思いつつ。笑
曜日によって指導の方法が真逆に変わることには、
疑問を抱きつつ。
しかし、そんな状況でも生徒さんは
「引き出しが多かったら何でもできる!」
と、ポジティブシンキング。笑
色々引き出しを増やしつつ
滑舌トレーニングを頑張って頂きたいと思います。
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